福井に戻ってきました。

22日から25日に石巻市に福井県で集めた物資を被災地に
届けにいきました。

石巻専修大学でNPO50団体、行政、自衛隊赤十字と連携をとり、
とりまとめをしているNGO MAKE THE HEAVEN 「め組みジャパン」
http://www.maketheheaven.com/
と連携しました。

現地では、石巻支援NPO連絡会で活動しています。

ボランティアをまとめ、現地をローラー作戦で細かい情報収集や
キメ細かい支援を展開しています。
避難所聞き取りフォーマット用紙も他のNPO団体にも使ってもらい、
情報共有しています。

現地はとにかく悲惨。TVでは感じられない雰囲気を味わってきました。

地震被災地（宮城県石巻市）・他支援活動
コチラをクリックすると現地写真一覧をご覧頂けます。

津波の被害のエリアは、ひどすぎる。
2週間が経ちますが、復旧は簡単ではないだろう。

震災地は、明暗が分かれ、物資支援も偏りを感じました。
TV報道のある湊小学校には連日沢山の物資が届きます。

石巻市立湊小学校地区はひどいく、津波に被害から現在は小さな
子どもは少ない。衛生面は最悪！！
子ども服や幼児製品はあまり必要ない様子を受けました。
赤ちゃんや幼児は他へ疎開している。

赤十字から物資（カップラーメン）提供を受けた搬入に対しても現在
必要（湊小学校）なしと・・・一部の物資が過剰状態

この小学校は、津波被害を受けない地区からアクセスもよく被災の映像
としても報道に適するのか、報道陣も多い。
ここの責任者の市議会議員ともお話しましたが、幼児は少ない
とのことでした。ただ、周りの家の状況は把握できていない。

また、街中（新興住宅地）の自治会が子どもや年寄りなどの年齢把握が
できていない。オムツいらないよと自治会館で言われたが、オムツ欲しい
と宅配したお宅もありました。
さらに、非難してきて10名以上で住む家もありした。

それを確認しないで、物資のいる、いらないを判断してる。

日々変わる避難所や他の被災者の環境に柔軟な対応は行政では難しい
と感じました。

ネットワークの弱い自治体の支援も必要だと感じました。
上記の内容のエリア（大原）は石巻支援NPO連絡会が確認したのですが、
他にも多いと思われます。

このロータリー作戦を継続し、支援物資を供給し続けるには人手がもっと
必要になります。

人のために力になりたい方は、是非ボランティア活動に参加してください。
未来ビレッジJAPANボランティア登録はこちら

全国からボランティアを入れていかないと追いつかないでしょう。
※現地にいかないボランティアもOKです。

放射能の心配があり行けてない方
戻ってから放射能のスキャンニングを人、車、所持品で行ってもらいましたが、
全く問題ない結果でした。反応無しの結果に正直ホットしましたが・・・

ボランティアスタッフの支援もしたいですね。
朝から夜まで飯もろくに喰わず働いている。
そして朝晩は、とにかく寒い。
朝は、テントが凍り付いていました【T_T】
お風呂に入れてもあげたいです。

まだまだ、物資も人も必要です。
募金した、物資を送ったと安堵せず、
何度も支援をして欲しいと思います。

今回は、福井から北陸道で新潟、山形を経由し
宮城に入りましたが、新潟からは物資の不足を
感じます。

山形のイオンモールに立ち寄りましたが、棚は空っぽ・・・
地震の直接影響のないエリアも物資不足です。
※買い占めしすぎ・・・みな不安なんだよね

山形県エリアのコンビニではタバコ、コカ・コーラー入って
こないんだよね～って言ってました。

タバコの生産ができていないんだよね。
喫煙者は禁煙できるか～
現地で、喫煙者が食料よりタバコ送ってくれ～って声もありましが・・・

福井に戻って一番感じたのは、普通の生活じゃん！
もっと現地に目を向けて欲しいと感じました。

同じ日本人が苦しんでるんだよー

何かしたい！　力になりたい！　と思われる方は
「未来ビレッジJAPAN」のボランティア登録をして下さい。
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中長期での支援を行っていきます。

また、講演しますよ。

自治体、学校、会社にお呼び下さい。
現地のお話しさせてください！！！

ふくい未来ビレッジ・ネットワーク
理事　宮田香司